【開催趣旨】
鹿児島県は,県土の大半をシラス等の特殊土壌に覆われ,全国有数の多雨地帯に位置することから,例年,梅雨前線や台風による豪雨時を中心に土砂災害が多発しており,県民の生命・財産が脅かされています。
このため,土石流に対処する砂防えん堤整備やがけ崩れを防止する斜面対策等のハード対策と併せて,土砂災害警戒区域等の指定や土砂災害警戒情報の発表をはじめとするソフト対策を総合的に進めています。
このような中,土砂災害の防止及び災害の軽減をさらに進めるためには,住民,自主防災組織,ボランティア団体,行政等がそれぞれの役割を理解し,土砂災害に備える高い意識の下,連携して土砂災害防止対策に取り組んで行くことが必要です。
そこで,平成30年の梅雨期を前に近年の土砂災害時の対応状況や土砂災害対策の現状と課題を学ぶため,「土砂災害防止の集い2018」を開催するものです。
【所管】
砂防課
【日時】
平成30年5月16日(水) 13:30~16:00
【会場】
鹿児島県市町村自治会館4階ホール(鹿児島市鴨池新町7-4)
【プログラム】
<開会挨拶> 13:30~13:35
鹿児島県市町村社会基盤整備推進協議会会長(全国治水砂防協会鹿児島県支部長)
<来賓挨拶> 13:35~13:45
一般社団法人全国治水砂防協会
<講 演>
1 講演1 13:45~14:15
「近年の災害多発を受けた防災気象情報の改善について」
気象庁鹿児島地方気象台 松本 積 鹿児島地方気象台長
2 講演2 14:15~15:05
「地域を知り,防災を考える -最近の豪雨災害事例から学ぶこと-」
静岡大学防災総合センター 牛山 素行 教授
~休憩~ 15:05~15:15
3 講演3 15:15~15:55
「平成29年度九州北部豪雨災害を経験して -山を治め 人を守る-」
福岡県東峰村 澁谷 博昭 村長
<閉会挨拶> 15:55~16:00
鹿児島県土木部技術次長