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公共土木施設長寿命化支援事業
公共土木施設長寿命化支援事業について
老朽化した公共土木施設の維持管理・長寿命化などの新たな課題に対して,市町村が抱える予算不足,人不足,技術力不足等のボトルネックを解消するため,橋梁をはじめとするインフラ長寿命化に関する市町村支援に取組んでいます。
定期点検地域一括発注
個々の市町村が発注すべき点検業務について,技術センターが地域をまとめて一括発注します。
地域一括発注のスキーム
主なメリット
- 維持管理に必要な職員が不足している市町村の事務負担を軽減します。
- 点検業者が行った点検・診断の結果を当センターが再チェックして精度を高めます。
- 点検・診断の結果を電子化して当センターのデータベース「橋梁点検支援システム」に永久保管し,資料の散逸を防止します。
- 発注ロットを大きくすることにより,県内の点検者数が少なくなり,診断のバラツキが減ります。また橋梁点検作業車の運用効率が向上します。
- 市町村が不定期に発注する代わりに,当センターが集約して早期発注します。この結果,コンサルタントの工程に余裕が生まれ,点検・診断の質が向上します。
- 点検・診断の結果を踏まえて,市町村が橋梁補修工事を発注する際には,当センターが工法検討,見積徴取,積算等に関するサポートを行います(一部有料) 。
補修設計支援
「自治体職員の立場になり一緒に取り組む」という観点から,設計協議に同席し,品質試験内容・工法選定の妥当性をチェックする等発注者を技術的に支援します。
補修工事支援
適切な補修工事の実施を目的とし,必要に応じて施工業者との打合せに技術センターも立会い,市町村職員の相談相手となります。
※ 不明な点やご要望等がありましたらお問い合わせください